ジュネーブタイムス 194x/07/31号


・独軍、インド大陸をほぼ平定  7月30日に行われた戦闘において、独軍はF19において日本軍を撃破。インド大 陸をほぼ完全に平定した。  独軍はF8よりFw190D9戦闘爆撃機部隊を投入し、F19を急襲。圧倒的な勢いをもっ てこれを陥落させた。この作戦により、日本軍はF9(セーシェル諸島)に撤退を 余儀なくされ、インド大陸はほぼ独軍の手中に落ちた。  独軍はさらに日本軍の撤退路を塞ぐため、F5を出撃した戦闘爆撃機部隊がF4を 取得。日本軍撤退路を包囲する形になった。  最終的に独軍はF9をも陥落すべく総攻撃を行ったが、ここでは日本軍の徹底抗 戦にあい作戦失敗、多大なる被害を出している。 ・日本軍、炎の徹底抗戦 -血に染まるセーシェル-  インド大陸上の拠点を失い、F9に立てこもった日本軍は、独軍の総攻撃に対し て徹底抗戦の構えを見せた。ここでは上昇力に優れるKi84と速力に優れる新型機 のKi201が奮戦し、日本軍はF19の死守に成功した。  この戦いでは両軍合わせて93機もの損害が発生。セーシェル諸島の海は文字通 り血に染まった。  また、独軍はこの戦いで56機もの機体を喪失。この数字はインド戦争勃発から の当日までの独軍の全損害を上回る。 ・戦場ハイライト -遠すぎたF9-  セーシェルの戦いにおいて、独軍は多大なる被害を出しながらも一時はF9を完 全Closeに追いやることに成功していた。後は落下傘部隊の突入でF9は陥落する。 一度着陸した日本軍は再出撃できず、上空で防衛に当たっている機体も混乱の極 みに達していた。  もちろん独軍も無計画にF9を攻撃していたのではない。奪取したF4基地より Ju52が2機、完全に死角の東南方面よりF9に接近していた。F9基地のレーダーは既 に落ちており、日本軍はこれに気づかない。F9の命運は完全に尽きたと思われた。  しかし突入10秒前、日本軍pinnai少尉が超低空侵入するJu52の2機編隊を発見。 すかさず1機を撃墜。残る1機のJuも落下傘降下兵を投下途中(5/8)に撃墜された。  降下した落下傘兵はそれでも基地を閉鎖させるのに十分な数であったが、 Tower突入5秒前に、復活した基地Ackによって全滅した。  かくして多大な犠牲を出した独軍のF9攻略は失敗。ons独軍指令は撤退の決断を 余儀なくされた。  「あとたったの1分だけJuの到着が早ければ日本軍は完全に壊滅していただろう。」 とは当社の従軍記者のコメント。 ・エース  セーシェルの戦いは多くの犠牲を出したが、同時に多くのエースをも輩出した。 日本軍では、flit氏、kazuha氏、nabe氏がともに5機を撃墜。この戦いのエースと なった。独軍は多くの被害を出しつつも、sink氏が4機を撃墜した。  累積撃墜数では日本軍saiun氏が合計12機を撃墜。インド大陸戦争のトップエー スとなった。   ・日独首脳会談開催、インド大陸戦争は終結の方向へ  31日夜、日独両国はチベット・ラサにおいて首脳会談を行うことを発表した。 会談の内容に関しては明らかにされていないが、外交筋によるとインド大陸にて 勃発した戦争に関して講和条件が提示される見通しで、これによってインド大陸 戦争は終結の方向に向かうことが期待されている。