ジュネーブタイムス 194x/07/17号


・日独戦争正式開戦、独軍大攻勢  先の宣戦布告より2週間、ついに両帝国の戦争が本格化した。  ドイツ軍は日の出とともに本格的にF14を攻略。まず戦闘機隊で F14上空を制圧、次に爆撃機が殺到する。しかし爆撃機到着前に 戦闘機が誤って基地40mmを誤爆。このため爆撃機の突入後に先の40mmが UPしてしまい、一度目のJu突入は失敗に終わる。F14上空はなんとか空域を 確保しようとするドイツ軍制空隊と日本軍守備隊とで大混乱の様相を呈する。  一方の日本軍はF5から長躯F9(中立基地)に向かう。F9はMed基地で あるが、緻密な計画によりあっさりとこれをゲット。ドイツ軍陣営の 側面から攻撃できる基地を確保した。  F14を攻撃したドイツ軍爆撃隊はそのまま日本軍都市を爆撃。 さらにF13に向かった。この都市爆撃により、F14のCLOSED時間が延び、 ドイツ軍に2度目のJu突入チャンスを与えることになった。  ドイツ軍制空隊の必死の努力もあり、2度目のJu52がF14に突入。F14は 独軍の手に落ちた。これにより日本軍戦闘機隊もF17方面に引き潮になる。  一方その頃、F9から出撃した日本軍爆撃隊がF19にせまる。F14の攻略戦 のため、F19は完全に無防備だ。計算されたルートでF19を爆撃する一式陸攻。 接近する日本軍Ju。もうF19の運命は風前の灯と思われたそのとき、CLOSE寸前 のF19よりたった1機で離陸するBf109Fがいた。このBfにより、日本軍は虎の子 のJu52を失ってしまう。これにより日本軍のF19攻略は失敗。  F14を手中に入れた独軍はそれを足がかりに、本格的にF13を攻略開始。 この攻撃は戦力の集中した本格的なものであった。何しろドイツ軍は F19が攻撃を受けていても、応援を出すことすらしなかった。一方の日本軍は 戦闘機主力がF17上空を完全に制圧するものの、爆撃機の不在とドイツ軍守備隊 の消極的な交戦ポリシーに攻めあぐねていた。  独軍は怒涛の勢いでF13を陥落。その勢いは収まらずさらにF11、F2と攻めこんだ。 最終的にはパラシュート部隊がF11を陥落した時点で時間切れとなったが、 まさにドイツの電撃作戦炸裂!という感じであった。  この戦いにより、日本軍は3つの基地を失うという損害を受けた。今後の 戦いはより厳しいものになるであろう。しかしながら、F9に設けられた 前線基地はドイツ軍としても見逃すわけには行かず、多少の戦力分散を 余儀なくされるものと思われる。 ・撃墜スコア争い  基地占領では苦戦を強いられたものの、日本軍戦闘機隊は新型機のKi61を 軸にかなり善戦した。中でもsword氏とsaiun氏の両エースはともに5機を撃墜。 両陣営の撃墜スコア争いでもトップに立った。  また、同じく日本軍のflit氏は旧型機のKi43ながら2機を撃墜した。2機の うち1機は独軍新鋭機のFw190であり、各方面より感嘆の声が上がっている。  独軍では新型機を駆るyu-yu-氏とgunzei氏がともに4機ずつ撃墜。陣営の トップエースとなっている。 ・爆撃機エース  ドイツ軍のJu88を駆るhanzo氏は今回19386.2ポイントという爆撃スコアを 上げた。中でもF16から離陸し、F14->都市->F13と攻略した連続爆撃の指揮 は驚嘆に値する。 ・コラム「今日のハイライト」  今回の戦いのハイライトはなんと言っても、単機でF19を守りきった ドイツ軍qwed氏の活躍であろう。  敵の強力な空襲を受け、燃え盛るF19から単機離陸するBf109Fの 悲壮感漂う勇姿は、本記者から見ても身震いするほどカッコよかった。  qwed氏は立ち去る爆撃機には目もくれず、海面より接近すると思われる Ju52に的を絞りこれを発見撃破、日本軍の侵攻を食いとめた。日本軍爆撃 隊は機数の余裕が無かったのか、護衛戦闘機を伴えなかったことが悔やまれる。 (注)  この新聞記事はいくつかの軍事機密を含んでいるように思える場合がありますが、 それは気のせいです。決して自分の周りにいる人間をスパイだと疑わないでください。  また、万が一何かの拍子で当社の潜入レポーターを見つけても、拷問にかけたりせず 温かい目で見逃してあげてください。  なお、記事の内容に関しての抗議は当社編集部にて受け付けております。